甲陽雑記：武田氏研究のページ

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武田氏研究文献目録

武田氏研究文献目録

※本目録は、柴辻俊六氏が作成・公開をしていたものを受け継いで、丸島和洋が修正・加筆を施しながら運用しているものである。分量が膨大ということもあり、誤字・脱字や遺漏の存在が予想される。利用にあたっては、必ず原典をご確認願いたい。なお、海老沼真治「武田氏関係研究文献目録　一九八三―二〇〇七年」（『戦国大名武田氏の権力と支配』所収）の内容は、まだ反映されていない。同書も、あわせてご参照されたい。

2000年～

2000年（平成12年）

編著書・史料集

小楠和正『検証　三方ケ原合戦』（静岡新聞社）
笹本正治『戦国大名の日常生活―信虎・信玄・勝頼』（講談社）
柴辻俊六『戦国大名と古文書』（私家版）
柴辻俊六編『武田信玄大事典』（新人物往来社）
信濃史学会『信濃中世の館跡』（信毎書籍出版センター）
設楽原をまもる会『設楽原戦場考』（設楽原をまもる会）
鈴木美良『小山田氏と岩殿城』（山梨ふるさと文庫）
永嶋信恒『戦国大名房総武田氏と信玄』（千葉日報社）
高崎市『高崎市史　通史編２中世』
長野市誌編纂委員会『長野市誌　第二巻　歴史遍原始・古代・中世』
長野県飯山市『川中島合戦再考』（新人物往来社）
永嶋信恒『戦国大名房総武田氏と信玄』（千葉日報社）
野沢公次郎『恵林寺の文化財と歴史』（信玄公宝物館）
藤枝市郷土博物館『第15回特別展図録　駿河の武田氏』
富士吉田市『富士吉田市史　通史編第一巻』
鈴木美良『小山田氏と岩殿山』（山梨ふるさと文庫）
甲府市教育委員会『史跡　武田氏館跡』５～７集
無生庵宗良『風林火山―武田信玄の和歌物語』（里文出版）
依田武勝『相木市兵衛依田昌朝と武田信玄』（私家版）

論文

有光友學「駿河国駿東郡と葛山氏」（『武田氏研究』22号）
伊藤正彦「武田氏の本拠―武田氏館跡の発掘―」（『川中島合戦再考』新人物往来社）
宇田川徳哉「五官祝座次争論―正親町天皇綸旨の意義をめぐって」（『武田氏研究』22号）
宇田川徳哉「武田氏の諏訪社支配」（『信濃』52巻7号）
小川隆司「武田氏の駿河・遠江支配について」（『武田氏研究』22号）
小和田哲男「設楽原の戦いをめぐる研究状況」（『設楽原歴史資料館研究紀要』4号）
片桐昭彦「戦国期武田氏の文書発給システムと権力」（『歴史学研究』736号）
片桐昭彦「謙信と川中島合戦」（『定本　上杉謙信』高志書院）
笹本正治「飯山からの川中島合戦再考」（『川中島合戦再考』新人物往来社）
柴辻俊六「川中島合戦の虚像と実像」（『信濃』52巻5号）
柴辻俊六「越相同盟と武田氏の武蔵進攻」（『武田氏研究』22号）
柴辻俊六「復元された三浦家文書」（『戦国遺文月報』後北条氏編補遺編）
柴辻俊六「『高白斎記』をめぐる諸問題」（『戦国史研究』40号）
杉山一弥「室町幕府と甲斐守護武田氏」（『国学院大学大学院紀要（文学研究科）』32輯）
利根川淳子「新出の武田勝頼朱印状ほか―伏島家文書より―」（松代藩文化施設管理事務所だより『六連銭』7号）
利根川淳子「伏島家文書について」（『松代』14号）
原田和彦「信濃にとっての川中島合戦」（『川中島合戦再考』新人物往来社）
平山優「駒井高白斎の政治的位置」（『戦国史研究』39号）
福原圭一「上杉氏からみた川中島合戦と飯山」（『川中島合戦再考』新人物往来社）
堀内亨「武田側からみた川中島合戦」（『川中島合戦再考』新人物往来社）
松田拓也「中世町屋の形成と変遷」（『信濃』52巻4号）
丸島和洋「武田氏の外交における取次―甲越同盟を事例として―」（『武田氏研究』22号）
丸島和洋「甲佐同盟に関する一考察―武田勝頼期を対象として―」（『年報三田中世史研究』7号）
山岸虎雄「武田の水軍向井氏」（『韮崎市郷土研究会会誌』6号）
山下幸司「武田氏の信濃侵攻と城郭」（『川中島合戦再考』新人物往来社）
横森源水「武田氏の最後の城」（『韮崎市郷土研究会会誌』6号）

2001年（平成13年）

編著書・史料集

韮崎市教育委員会『新府城と武田勝頼』（新人物往来社）
笹本正治『山に生きる―山村史の多様性を求めて―』（岩田書院）
柴辻俊六『戦国期武田氏領の展開』（岩田書院）
山梨県史編纂委員会『山梨県史　資料編６（県内記録）』
山梨県考古学協会『武田系城郭の最前線』

論文

秋山敬「新府城と武川衆」（『新府城と武田勝頼』新人物往来社）
網野善彦「日本中世社会における武田氏」（『新府城と武田勝頼』新人物往来社）
牛山甲子恵「八ヶ岳西麓を横切る「信玄棒道」」（『信濃』54巻2号）
宇田川徳哉「武田氏領国の「田役」賦課」（『武田氏研究』23号）
小川隆司「穴山信君の「江尻領」支配について」（『武田氏研究』23号）
小川隆司「武田氏の駿遠支配と国衆統制」（『戦国期静岡の研究』清文堂出版）
小和田哲男「武田信玄の駿河侵攻と今川氏真」（『戦国期静岡の研究』清文堂出版）
片桐昭彦「戦国期武田氏の感状とその機能」（『武田氏研究』23号）
勝俣鎮夫「穴山氏の「犬の安堵」について―山の民の把握と役の体制―」（『武田氏研究』24号）
久保田昌希「今川氏と後北条氏―駿甲相同盟の政治的前提―」（『戦国期静岡の研究』清文堂出版）
近藤義雄「箕輪城と長野氏の興亡」（『群馬文化』268号）
笹本正治「武田勝頼と新府城」（『新府城と武田勝頼』新人物往来社）
柴辻俊六「戦国期武田氏領の諸城と領域支配」（『信濃』53巻3号）
柴辻俊六「新府築城と真田昌幸」（『新府城と武田勝頼』新人物往来社）
柴辻俊六「武田勝頼の高遠領支配」（『武田氏研究』24号）
柴辻俊六「日蓮上人の護刀」（『武田氏研究』24号）
鈴木将典「武田領国における民衆動員について」（『駒沢大学史学論集』31号）
鈴木将典「戦国期の軍役衆身分について―武田領国における「兵」と「農」―」（『武田氏研究』24号）
椿原靖弘「武田氏と島田鍛冶・岡部文書」（『武田氏研究』24号）
萩原三雄「新府城とこれからの中世城館跡研究」（『新府城と武田勝頼』新人物往来社）
平山優「武田勝頼の最評価」（『新府城と武田勝頼』新人物往来社）
藤木正史「諏訪大社上社大祝・権祝家文書参観記」（『武田氏研究』24号）
前田利久「今川家旧臣の再仕官」（『戦国期静岡の研究』清文堂出版）
松本一夫「甲斐守護についての二、三の問題」（『東国守護の歴史的特質』岩田書院）
丸島和洋「武田「四郎」勝頼と「大膳大夫」勝頼」（『武田氏研究』24号）
水野茂「静岡県における武田氏の城郭形態と運用」（『戦国期静岡の研究』清文堂出版）
矢嶋茂「武田晴信若年期の信仰―上積翠寺日吉神社をめぐって―」（『甲斐路』99号）
山下幸司「新府城と武田氏の築城技術」（『新府城と武田勝頼』新人物往来社）

2002年（平成14年）

編著書・史料集

磯貝正義『甲斐源氏と武田信玄』（岩田書院）
笹本・萩原『定本　武田信玄』（高志書院）
柴辻俊六・黒田基樹『戦国遺文　武田氏編』第１・２巻（東京堂出版）
羽中田壮雄先生喜寿記念論文集刊行会『甲斐の美術・建造物・城郭』（岩田書院）
平山優『川中島の戦い』上・下（学習研究社）
村松学佑『甲斐国医史』（甲斐国医史刊行会）
山梨県史編纂委員会『山梨県史　資料編７（県外記録）』
和田一範『信玄堤』（山梨日日新聞社）

論文

秋山敬「日向大和守の系譜」（『武田氏研究』25号）
秋山敬「中世における大工居住地と営業圏―甲斐の棟札事例を中心に―」（『甲斐の美術・建造物・城郭』岩田書院）
秋山敬「政権を執る」（『定本　武田信玄』高志書院）
石川博「伝承の中の武田信玄」（『定本　武田信玄』高志書院）
臼井進「知行宛行の重複について―戦国大名武田氏・今川氏の場合―」（『武田氏研究』26号）
小和田哲男「駿遠豆における今川・武田・後北条遺臣のその後―『静岡県家歴鑑』の紹介と検討―」（『武田氏研究』25号）
数野雅彦「本拠を築く」（『定本　武田信玄』高志書院）
鴨川達夫「武田氏の海賊衆小浜景隆」（『定本　武田信玄』高志書院）
久保康顕「中世上野国における本山派修験の展開」（『国学院大学大学院紀要―文学研究科―』33号）
黒田基樹「小山田備中守（虎満・昌成）について」（『戦国遺文月報』武田氏編第1巻）
黒田基樹「秋山伯耆守虎繁について」（『戦国遺文月報』武田氏編第2巻）
栗原修「武田氏の沼田経略と小川可遊斎」（『戦国史研究』43号）
齋藤慎一「武田信玄の境界認識」（『定本　武田信玄』高志書院）
佐々木満「城下町甲府の諸相―考古学からみた城下町考―」（『武田氏研究』25号）
笹本正治「継嗣を育てる」（『定本　武田信玄』高志書院）
柴辻俊六「戦国期武田氏の京都外交」（『武田氏研究』26号）
柴辻俊六「武田氏滅亡後の浪士調査」（『武田氏研究』26号）
白水智「山地の資源とその掌握」（『定本　武田信玄』高志書院）
杉山一弥「室町期上総武田氏の興起の基底―武田信長の動向を中心として―」（『武田氏研究』25号）
鈴木将典「黒川金山衆の存在形態について」（『武田氏研究』26号）
大向義明「『甲陽軍鑑』研究の現状と課題」（『定本　武田信玄』高志書院）
永原慶二「『戦国遺文　武田氏編』への期待」（『戦国遺文月報』武田氏編第1巻）
西田かおる「武田氏の神社政策」（『定本　武田信玄』高志書院）
萩原三雄「甲斐「福泉寺」に関する一考察」（『甲斐の美術・建造物・城郭』岩田書院）
萩原三雄「甲斐の金山と武田氏」（『定本　武田信玄』高志書院）
萩原三雄「丹波山舟越金山と二、三の考察｣（『山梨県史研究』10号）
平山優「戦国大名武田氏の在地支配」（『定本　武田信玄』高志書院）
藤木久志「戦国甲斐の凶作情報を読む」（『戦国遺文月報』武田氏編第2巻）
藤本正行「鳥居強右衛門磔付け図について」（『武田氏研究』26号）
前田利久「戦国期の薩〓[土＋垂]山の戦い」（『薩〓[土＋垂]山陣場跡　その現況遺構確認等分布調査報告書』、清水市教育委員会）
丸島和洋「境目の城代と「路次馳走」｣（『戦国史研究』43号）
守屋正彦「武田氏の不動明王信仰と近世絵画への展開」（『定本　武田信玄』高志書院）
守屋正彦「武家肖像画における関東様式の成立と神格表現の展開」（『甲斐の美術・建造物・城郭』岩田書院）
山下孝司「中世城館の築造―「鍬立」「普請」「造作」にみる武田氏の城つくり―」（『甲斐の美術・建造物・城郭』岩田書院）
山本英二「偽文書を見極める」（『定本　武田信玄』高志書院）
渡辺貫市「法善寺鐘の制作推定年代を追う―法善寺鐘は信玄寄進の鐘であった―」（『甲斐の美術・建造物・城郭』岩田書院）
渡辺正男「『勝山記』・『妙法寺記』の諸本について｣（『山梨県史研究』10号）

2003年（平成15年）

編著書・史料集

秋山敬『甲斐武田氏と国人』（高志書院）
秋山敬『歴史の旅　武田信玄を歩く』（吉川弘文館）
秋山敬『甲斐の荘園』（甲斐新書５）（甲斐新書刊行会）
網野善彦『甲斐の歴史をよみ直す―開かれた山国―』（山梨日日新聞社）
伊藤裕久『近世都市空間の原景―村・館・宿・寺社と町場の空間形成―』（中央公論美術出版）
小林芳春『長篠・設楽原の戦い』（吉川弘文館）
柴辻俊六・黒田基樹『戦国遺文　武田氏編』第３・４巻（東京堂出版）
柴辻俊六『武田勝頼』（新人物往来社）
首藤義之『本能寺の変と武田松姫―上杉屏風が解き明かす戦国史の真相―』（せせらぎ出版）
高橋賢彦『甲斐武田一族衰亡史』（新人物往来社）
中央大学山村研究会『山村史料の調査と成果―山梨県早川町―』
細田貴助『県宝守矢文書を読む』（ほおずき書籍）
三池純正『真説　川中島合戦』（洋泉社）
吉原浩人『ものがたり甲斐善光寺』（戎光祥出版）

論文

秋山敬「跡部氏の強盛と滅亡の背景」（『武田氏研究』27号）
秋山敬「武田信玄の「丁未宿願」について」（『武田氏研究』28号）
秋山正典「守護武田氏の権力構造―武田信重帰国後の動向から―」（『武田氏研究』27号）
阿倍浩一「伝馬と水運―戦国時代の流通の発達―」（『戦国の地域国家』）
荒上和人「武田氏の領国支配構造―駿河・遠江における国衆統制より―」（『武田氏研究』28号）
池上裕子「中世・近世移行期の社会と権力」（『信濃』55巻2号）
小穴芳実「武田晴信の永禄初年の弁疏状再考」（『信濃』55巻12号）
大高康正「中世後期富士登山信仰の一拠点　―表口村山修験を中心に―」（『帝塚山大学大学院人文科学研究科紀要』4号）
小和田哲男「武田氏研究と城郭史研究の新展開」（『武田氏研究』28号）
小和田哲男「「其城普請」の城名を推理する」（『戦国遺文』武田氏編第4巻月報）
数野雅彦「「甲州古城勝頼以前図」の作成時期について」（『山梨考古学ノ―ト』（田代孝退職記念））
数野雅彦「真田氏本拠の景観」（『甲斐路』104号）
加藤清幸「武田勝頼菩提寺天童院徳院」（『伊那路』46巻12）
金沢正大「第二次源軍入洛と一条忠頼」（『政治経済史学』446号）
黒田基樹「小山田備中守続考」（『戦国遺文月報』武田氏編第4巻）
櫻井真理子「上杉景虎の政治的位置―越相同盟から御館の乱まで―」（『武田氏研究』28号）
佐々木稔「戦国時代を推し進めた金属とその生産」（『金山史研究』第4集）
柴辻俊六「戦国期武田氏の京都外交―本山系寺院を中心に―」（『駒沢大学史学論集』第33号）
柴辻俊六「武田信昌と永昌院」（『山梨市史編さんだより』9号）
柴辻俊六「戦国期武田氏の印判状奉者―片桐論文に関連して―」（『信濃』55巻10号）
白水智「山地土豪の中近世移行期―早川入佐野家をめぐる文書から―」（『山梨県史研究』11号）
高橋正徳「戦国大名武田氏の権力機構における家臣団の役割―山県昌景・原昌胤を中心に―」（『駒沢大学史学論集』33号）
利根川淳子「戦国大名武田氏の人返―百姓を中心に―」（『栃木史学』17号）
永井久美男「甲州金から慶長小判へ」（『金山史研究』第4集）
中島幸一「武田勝頼を中心とする甲州と上伊那との関連を現地に探る」（『伊那路』46巻12号）
西川広平「真田氏の歴史について」（『甲斐路』104号）
西脇康「甲州金の形態分類―金貨図と奥山コレクション―」（『金山史研究』第4集）
平山優「一通の某起請文に関する一考察―武田氏と木曽氏に関するおぼえがき―」（『武田氏研究』27号）
平山優「武田信玄の人間像」（『戦国遺文月報』武田氏編第3巻）
丹波山金山遺跡学術調査団「丹波山金山遺跡第一次調査概報」（『武田氏研究』27号）
西川広平「山梨県立博物館収集資料「武田晴信書状」「武田勝頼書状」」（『山梨県史研究』11号）
峰岸純夫「武田氏の伊那郡御園郷検地帳」（『戦国遺文月報』武田氏編第3巻）
山岸政明「武田勝頼と新府城について」（『伊那路』46巻12号）

2004年（平成16年）

編著書・史料集

秋山敬『『甲斐国志』『寺記』所載寺院索引』（私家版）
川村弘『すはせの里―北須田の郷土史―』（私家版）
柴辻俊六・黒田基樹編『戦国遺文　武田氏編』第五巻（東京堂出版）
信玄堤の再評価実行委員会『信玄堤の再評価資料集』（山梨郷土研究会ほか）
千葉県立総南博物館『上総武田一族』
長野市立博物館・真田宝物館『川中島の戦い』（長野市立博物館・真田宝物館）
長野県立歴史館『信濃武士意外伝』（長野県立歴史館）
新人物往来社別冊歴史読本73『甲斐の虎・信玄と武田一族』（新人物往来社）
小島勇『武田家百目録』（武田神社）
山梨県『甲斐の中世石幢』（山梨県史資料編中世四別冊）（山梨県）
山梨県『山梨県史資料編６（県外記録）』（山梨県）

論文

秋山敬「甲斐の石工―在銘遺品を中心に―」（『武田氏研究』29号）
有光友學「河東一乱終息の顛末」（『戦国遺文』武田氏編第5巻月報）
市村高男「戦国大名研究と列島戦国史」（『武田氏研究』30号）
井原今朝男「権門寺院の護国主義と万民快楽」（『中世寺院と民衆』臨川書店）
小佐野浅子「武田領国下における国人小山田氏と郡内の在地勢力」（『武田氏研究』30号）
小野正敏「武田氏館跡採集の陶磁器をめぐって」（『山梨県史のしおり』資料編7）
数野雅彦「竜王河原宿の成立」（『信玄堤の再評価資料集』）
鴨川達夫「武田信玄の自筆文書をめぐって」（『山梨県史研究』12号）
菊田龍太郎「地域社会における神々への信仰」（『神道古典研究所紀要』10号）
久留島典子「信濃における戦国時代―西国との比較をとおして―」（『松本市史研究』14号）
合田尚樹「戦国期における富士大宮浅間神社の地域的ネットワ―ク―「富士大宮神事帳」の史料的分析から―」（『武田氏研究』30号）
小穴芳実「中世末安曇郡における郷町の発達」（『信濃』57巻9号）
小宮山敏和「戦国の世から江戸の世へ―三浦吉明家文書からみる川口御師と甲州武士―」（『甲州史料調査成果報告会①河口湖の古文書と歴史』）
小宮山敏和「戦国大名家臣の徳川家臣化について―戦国大名武田家家臣を事例として―」（『論集きんせい』26号）
笹本正治「戦国大名の職人編成とかわた」（『明日を拓く』54号）
柴辻俊六「武田信玄の傷病と文書署判形式」（『甲斐路』105号）
柴辻俊六「戦国期武田氏の駿東郡支配」（『武田氏研究』30号）
柴辻俊六「文書写とは偽文書とは」（『武田氏研究』30号）
鈴木将典「信濃国下伊那郡虎岩郷における天正期「本帳」と「知行」の再検討」（駒沢大学『史学論集』34号）
高橋直英「戦国期における駿河国安倍山の金山と土豪―朝倉六兵衛在重の存在形態を中心として―」（筑波大学『日本史学集録』27号）
田代孝「円楽寺の六十六部聖の文書」（『武田氏研究』29号）
西脇康「甲集金の吹替・両替・金位」（『山梨県史研究』12号）
橋本政宣「正親町天皇宸筆の武田信玄書状」（『書状研究』17号）
畑大介「甲州の治水技術をめぐって」（『信玄堤の再評価資料集』）
平山優「中近世移行期甲斐における治水の展開」（『信玄堤の再評価資料集』）
逸見大悟「戦国末期にみる秩序の再構築―上杉景勝の信州北部支配を中心として―」（『信濃』56巻5号）
丸島和洋「向山又七郎と甲相同盟」（『戦国史研究』47号）
丸島和洋「武田勝頼と信勝」（『戦国遺文月報』武田氏編第5巻）
丸島和洋「原昌胤の赦免」（『武田氏研究』30号）
丸島和洋「柏木文書中の小山田十郎兵衛宛文書について―未翻刻の真田昌幸発給文書―」（柴辻俊六編『中世末駿東郡域の領主と在地社会』私家版）
宮前功「武田信玄の秩父侵入」（『駒沢大学史学論集』第34号）
水野茂「武田氏の西駿河防衛と城郭―天正９年の書状から―」（『古城』49号）
山本英二「村の由緒、イエの由緒」（『日本歴史』673号）
山下幸司「武田信玄最後の出陣」（『甲斐路』106号）

2005年（平成17年）

編著書・史料集

山梨郷土研究会ほか『第二回合同シンポジウム　甲斐源氏とその時代資料集』
柴辻俊六『甲斐武田一族』（新人物往来社）
笹本正治『武田信玄』（ミネルヴァ書房）
高野賢一『武田本家の安芸・若狭への移住と盛衰』（私家版）
藤本正行『武田信玄像の謎』（吉川弘文館）
山梨県『山梨県史』資料編5　中世県外文書
山梨県立博物館『山梨県立博物館　常設展示案内』

論文

秋山敬「窪八幡神社石橋天文四年築造説について」（『武田氏研究』31号）
秋山敬「武田信玄所縁寺社に対する保存金と古社寺保存金」（『山梨県史研究』13号）
秋山敬「武田信玄岩窪墓所の保存をめぐって」（『中近世甲斐の社会と文化』収録）
秋山敬「甲斐源氏とその時代」（『甲斐源氏とその時代　資料集』）
飯盛富夫「甲斐武田氏と西相模・鎌倉」（『専修史学』28号）
池享「戦国大名領国における「国」について」（『武田氏研究』32号）
岩屋隆夫「甲斐武田氏の治水策の問題点とその限界」（『水利科学』284号）
臼井進「戦国大名書状の書き方についての問題点」（『武田氏研究』32号）
大嶌聖子「武田家の高家登用とその背景」（『武田氏研究』32号）
数野雅彦「甲府城下町の境界領域―中世から近世に続く「場」の意識―」（『中近世甲斐の社会と文化』）
勝俣鎮夫「武田信虎徳政令の「かたち」」（『山梨県史のしおり』資料編5）
窪寺恭秀「中世後期に於ける神宮御師の機能と展開について」（『皇學館大学神道研究所紀要』21号）
坂本美夫「山梨県の中世石仏―永禄三年銘六地蔵石幢―」（『武田氏研究』31号）
佐脇敬一郎「甲斐武田氏の普請役について」（『信濃』57巻7号）
柴辻俊六「戦国期武田氏の領国支配機構」（『武田氏研究』32号）
柴辻俊六「武田一族の基礎知識」（『歴史研究』530号）
鈴木麻里子「甲斐源氏と造仏」（『甲斐源氏とその時代　資料集』）
関口明「武田氏領における「人返」―甲州法度の検討を通じて―」（『駒沢大学史学論集』35号）
田代孝「廻国納経の展開―中世の六十六部聖について―」（『中近世甲斐の社会と文化』）
西川広平「戦国期の山野利用と領主」（『中近世甲斐の社会と文化』）
西川広平「治承・寿永内乱期における甲斐源氏の行動」（『甲斐源氏とその時代　資料集』）
西脇康「密度測定法による甲州金の品質ぶんせき」（『金山史研究』5集）
早川春仁「米沢上杉家における武田家関連の士について」（『甲斐路』106号）
早川春仁「「中尾之軍役衆」雑考」（『甲斐』（甲斐路改題）108号）
平山優「戦国期における川除普請の技術と人足動員に関する一考察」（『武田氏研究』31号）
平山優「甲斐源氏の呼称をめぐる諸問題」（『甲斐源氏とその時代　資料集』）
平山優「織田源三郎信房について」（『山梨県史だより』30号）
丸島和洋「『武将文苑』所収「成慶院文書」について」（『年報三田中世史研究』12号）
山下幸司「武田信玄最後の出陣」（『甲斐路』106号）
山下幸司「甲斐源氏の城と館」（『甲斐源氏とその時代　資料集』）

2006年（平成18年）

編著書・史料集

大塚勲『駿遠中世史雑考』（旭出版）
山梨県立博物館『よみがえる武田信玄の世界』
上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』（新人物往来社）
小和田哲男『甲陽軍鑑入門』（角川書店）
黒田基樹『百姓から見た戦国大名』（筑摩書房）
近藤龍春『武田家臣団』（学習研究社）
笹本正治『軍師山本勘助』（新人物往来社）
笹本正治『村上義清と信濃村上氏』（信毎書籍出版）
柴辻俊六『信玄の戦略』（中央公論新社）
柴辻俊六『武田信玄合戦録』（角川書店）
柴辻俊六・黒田基樹・丸島和洋編『戦国遺文　武田氏編』第六巻（東京堂出版）
高野賢彦『武田信玄その死因と卒去地を探る』（私家版）
平山優『武田信玄』（吉川弘文館）
平山優『山本勘助』（講談社）
細田貴助『続・県宝守矢文書を読む』（星雲社）
三池純正『真説・知謀の一族真田三代』（洋泉社）

論文

秋山敬「穴山氏の甲斐入部をめぐって」（『甲斐』110号）
秋山敬「新羅三郎義光―甲斐源氏始祖伝説成立の検討を軸に―」（『武田氏研究』33号）
秋山敬「武田信虎の生年について」（『武田氏研究』35号）
秋山正典「明応～永正期の甲斐武田氏における内訌」（『武田氏研究』34号）
飯森康広「永禄～天正期吾妻谷の諸勢力と城砦群」（『群馬史料研究』24号）
石川昌子「真田幸隆（幸綱）新出資料の紹介」（『武田氏研究』33号）
井原今朝男「中世の印章と出納文書―諏訪社造営銭徴収システムと武田家の有印文書―」（有光友學編『戦国期印章・印判状の研究』岩田書院）
上野晴朗「架空説の山本勘助と『甲陽軍鑑』」（上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』新人物往来社）
上野晴朗「武者修業時代の山本勘助」（上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』新人物往来社）
宇治美弥子「近世信濃国諏訪神社神職の本所的機能―神長官の国名・官名・神鉾免許を事例に―」（『信州史学』31号）
海老沼真治「富永家文書―武田氏・穴山氏関係文書四通―」（『山梨県史だより』31）
大高康正「「神慮」にみる中世後期の富士浅間信仰」（『帝塚山大学大学院・人文科学研究科紀要』8号）
小笠原春香「戦国大名武田氏の小田原侵攻と三増合戦」（『駒沢史学』66号）
小穴芳実「二木氏と住吉荘二木郷の開発―二木氏系図の検討―」（『信濃』680号）
数野雅彦「中世甲斐の政治情勢と守護所の変遷」（仁木宏・三宅唯美・内堀信雄・鈴木正貴編『守護所と戦国城下町』高志書院）
数野雅彦「甲府城下町の山本勘助屋敷」（上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』新人物往来社）
黒田基樹「永禄九年徳政令の可能性」（『戦国遺文月報』武田氏編第6巻）
黒田基樹「戦国期「半手」村々の実態」（『山梨県史研究』14号）
黒田日出男「『甲陽軍鑑』をめぐる研究史―『甲陽軍鑑』の史料論（1）―」（『立正大学文学部論叢』124号）
黒田日出男「桶狭間の戦いと『甲陽軍鑑』―『甲陽軍鑑』の史料論（2）―」（『立正史学』100号）
小穴芳実「二木氏と住吉荘二木郷の開発」（『信濃』58巻9号）
河野恵一「喧嘩両成敗法成立の法史上の意義に関する一試論―戦国大名武田氏の喧嘩処理を手がかりとして―」（『九大法学』92号）
小林計一郎「川中島の戦い―甲越戦国史―」（『長野』250号）
坂本美夫「山梨県の中世石仏―甲斐市松径院の普賢菩薩像―」（『武田氏研究』33号）
柴裕之「戦国大名武田氏の奥三河経略と奥平氏」（『武田氏研究』35号）
柴辻俊六「戦国期武田信虎の領国支配機構」（二木謙一編『戦国織豊期の社会と儀礼』吉川弘文館）
鈴木将典「「五十分一役」の再検討―徳川領国下の甲斐を中心に―」（『戦国史研究』51号）
鈴木将典「被官の安堵―甲斐武田領国における武家奉公人と在地相論―」（『日本歴史』701号）
鈴木将典「戦国大名武田氏の検地と村落構造―「上原筑前御恩検地帳」の分析―」（『武田氏研究』35号）
高添藤政「新府城の通論にあらたな三事跡を追説する」（『甲斐』111号）
田中宏志「越甲同盟再考」（『戦国史研究』52号）
田村正孝「中世後期における信濃一宮諏訪社と地域」（『ヒストリア』199号）
内藤恭義「都留郡の部甲斐国志残存草稿概要と資料意義―ミュージアム都留蔵　甲斐国志草稿を中心として―」（『甲斐』110号）
西川広平「山本勘助と足軽」（上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』新人物往来社）
萩原三雄「城取りと山本勘助」（上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』新人物往来社）
原田和彦「信濃における長延寺と真宗寺院―北信濃真宗史の試みとして―」（『武田氏研究』34号）
長谷川弘道「戦国期駿河・遠江の熊野領と大名」（二木謙一編『戦国織豊期の社会と儀礼』吉川弘文館）
平山優「佐藤八郎氏と中世史研究」（『甲斐』110号）
平山優「戦国大名武田氏の印章・印判状」（有光友學編『戦国期印章・印判状の研究』岩田書院）
平山優「甲州金成立期に関する覚書」（『山梨県史研究』14号）
平山優「山本勘助が生きた時代」（上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』新人物往来社）
平山優「山本勘助はなぜ信玄に仕えたのか」（上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』新人物往来社）
藤本正行「武田信玄展の絵画」（『武田氏研究』35号）
丸島和洋「高野山成慶院『甲斐国供養帳』―『過去帳（甲州月牌帳）』―」（『武田氏研究』34号）
丸島和洋「甲越和与の発掘と越相同盟」（『戦国遺文月報』武田氏編第6巻）
三島正之「川中島合戦と城郭―関連城郭から展望する合戦の実像―」（『中世城郭研究』20号）
守屋正彦「武田信玄、その隠されたイメ―ジ」（『よみがえる武田信玄の世界』）
矢田俊文「戦国期の信濃・越後・甲斐」（『武田氏研究』34号）
山下孝司「戦国期城館の概念―「城」と「館」の言葉の意味を問う―」（『甲斐』110号）
山下孝司「山本勘助の屋敷と墓の伝承をめぐって」（上野晴朗・萩原三雄編『山本勘助のすべて』新人物往来社）
山本邦一「戦国期遠江・駿河における城郭と流通」（『地方史研究』323号）
横山住雄「速伝宗販の生涯」（『花園大学国際禅学研究所論叢』1号）

2007年（平成19年）

編著書・史料集

井伊達夫『赤備え―武田と井伊と真田と―』（宮帯出版社）
一蓮寺過去帳刊行会『一蓮寺過去帳』（地人館）
鴨川達夫『武田信玄と勝頼』（岩波新書）
柴辻俊六編『武田信虎のすべて』（新人物往来社）
柴辻俊六『戦国期武田氏領の形成』（校倉書房）
柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』（新人物往来社）
高橋修『【異説】もうひとつの川中島合戦　紀州本「川中島合戦図屏風」の発見』（洋泉社）
谷口一夫『武田軍団を支えた甲州金』（新泉社）
萩原三雄・秋山敬『戦国の猛虎　武田信玄』（新人物往来社）
服部治則『武田氏家臣団の系譜』（岩田書院）
山梨県立博物館監修『武田信玄からの手紙』（山梨日日新聞社）
山梨日日新聞社『山本勘助』（山梨日日新聞社）

論文

秋山敬「明治時代における武田氏館跡保存問題」（『山梨県史研究』14号）
秋山敬「信玄の家族」（山梨県立博物館監修『武田信玄からの手紙』山梨日日新聞社）
秋山敬「甲斐における中世郡内交通路と小山田氏館」（『武田氏研究』37号）
秋山正典「武田信虎の家督相続」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
大嶌聖子「滅亡後の武田氏」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
大木丈夫「武田信虎の神社政策と在地支配」（『武田氏研究』36号）
小川剛生「冷泉為和と戦国大名（上）」（『しくれてい』102号）
小和田哲男「長篠・設楽原合戦の史的意義」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
小和田哲男「戦国の軍師と呪術」（『甲斐』112号）
数野雅彦「武田信虎の甲府開創」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
片桐昭彦「信玄の家臣団と書札礼」（山梨県立博物館監修『武田信玄からの手紙』山梨日日新聞社）
鴨川達夫「武田信玄の三回忌」（『山梨県史のしおり』通史編2）
栗原修「武田勝頼の上野支配」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
黒田日出男「戦国合戦の時間・序―甲陽軍鑑の資料論（3）―」（佐藤和彦編『中世の内乱と社会』東京堂出版）
黒田基樹「武田信虎の一族」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
黒田基樹「武田信虎と北条氏」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
黒田基樹「甲相同盟と勝頼」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
黒田基樹「武田勝頼の領国経営」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
黒田基樹「「半手」村々の実態」（『山梨県史研究』14号）
後藤芳孝「『県宝守矢文書』を読む」（『信濃』59巻1号）
小林純子「武田勝頼の諏訪社再興政策」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
佐々木哲「六角義堯の研究」（佐々木哲『系譜伝承論―佐々木六角氏系図の研究』思文閣出版）
柴辻俊六「武田信虎の系譜」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
柴辻俊六「武田信虎の領国経営」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
柴辻俊六「高遠城主時代の勝頼」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
柴辻俊六「山本勘助の虚像と実像」（『武田氏研究』36号）
柴辻俊六「武田遺臣「上野国・榎下文書」の紹介」（『武田氏研究』37号）
柴辻俊六「戦国期武田氏の飛騨侵攻と織田信長」（『史叢』77号）
柴辻俊六「武田勝頼の駿河・遠江支配」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
柴裕之「戦国大名武田氏の遠江・三河侵攻再考」（『武田氏研究』37号）
菅原正子「戦国大名と「国法」―武田・北条氏領国の場合―」（『武田氏研究』36号）
須藤茂樹「武田信虎の信仰と宗教政策」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
高橋修「『甲陽軍鑑』と山本勘助―甲州流軍学による解釈と造形―」（『大河ドラマ特別展　風林火山』NHK・NHKプロモーション）
内藤直子「戦国大名と刀工集団―今川氏・武田氏と島田刀工―」（『大河ドラマ特別展　風林火山』NHK・NHKプロモーション）
西川広平「信玄のいくさ」（山梨県立博物館監修『武田信玄からの手紙』山梨日日新聞社）
西川広平「武田氏系図の成立」（峰岸純夫・入間田宣夫・白根靖大編『中世武家系図の史料論　下巻』高志書院）
平野明夫「武田信虎と今川氏」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
平山優「武田信虎の甲斐国統一」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
平山優「武田信虎追放の背景」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
平山優「武田氏と諏訪氏」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
平山優「武田勝頼の軍事力編成」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
平山優「四面楚歌の武田信玄―永禄十二年四月七日付徳川家康宛て武田信玄条目を読む―」（山梨県立博物館監修『武田信玄からの手紙』山梨日日新聞社）
平山優「戦国期東海地方における貫高制の形成過程（上）―今川・武田・徳川氏を事例として―」（『武田氏研究』37号）
平山優「ある武田家臣に関する一史料」（『本郷』67号）
松澤芳宏「飯山市静間、舟山陣所跡と上野原の戦い」（『信濃』59巻12号）
丸島和洋「戦国大名武田氏の領域支配と「郡司」―信濃国諏方郡を事例として―」（『史学』75巻2・3合併号）
丸島和洋「武田信虎の外交政策」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
丸島和洋「甲斐国追放後の武田信虎」（柴辻俊六編『武田信虎のすべて』新人物往来社）
丸島和洋「武田勝頼と一門」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
丸島和洋「武田勝頼の外交政策」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）
丸島和洋「戦国大名武田氏の一門と領域支配」（『戦国史研究』53号）
守屋正彦「藤本正行氏「武田信玄展の絵画」論文によせて」（『武田氏研究』36号）
矢田俊文「戦国期の信濃と上杉氏・武田氏」（『松本市史研究』17号）
山下孝司「武田勝頼と新府城」（柴辻俊六・平山優編『武田勝頼のすべて』新人物往来社）

2008年（平成20年）

編著書・史料集

小川剛生『武士はなぜ歌を詠むか―鎌倉将軍から戦国大名まで』（角川学芸出版）
川村弘『すはせの里―北須田の郷土史―補足編』（私家版）
笹本正治『戦国時代の諏訪信仰―失われた感性・習俗―』（新典社）
柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』（新人物往来社）
平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』（岩田書院）
山梨県韮崎市・韮崎市教育委員会編『新府城の歴史学』（新人物往来社）

論文

秋山敬「武田勝頼の信仰」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
秋山敬「大永～天文年間の窪八幡神社再建と上之坊良舜」（『甲斐』116号）
伊藤裕久「新府城の建築と武田氏の空間志向」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
閏間俊明「甲斐国逸見筋穴山の城館跡（２）（『穴山氏宅地』）」（『山梨県考古学協会誌』18号）
閏間俊明「新府城を取り巻く景観と乾門の発掘調査」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
大澤佳寿子「勝頼との関わりにみる高遠」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
小笠原春香「武田氏の駿河侵攻と徳川氏」（『地方史研究』336号）
小笠原春香「武田氏の外交と戦争―武田・織田同盟と足利義昭―」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
小佐野浅子「武田領国の土豪層と地域社会」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
河西克造「信濃諸城と勝頼」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
鴨川達夫「離宮八幡宮の武田信玄関係文書をめぐって」（『日本歴史』720号）
黒田日出男「『甲陽軍鑑』の古文書学―『甲陽軍鑑』の史料論(4)―」（『武田氏研究』38号）
黒田日出男「戦国の使者と『甲陽軍鑑』（上）―『甲陽軍鑑』の史料論(5)―」（『立正大学文学部研究紀要』24号）
黒田基樹「信玄の先方衆統制」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
黒田基樹「武田氏系図」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
黒田基樹「武田氏家中論」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
小林茂喜「仁科五郎盛信の歴史的位置と役割」（『信濃』60巻8号〈通巻703号〉）
佐々木満「出土品が語る武田氏の本拠―武田氏館跡と新府城跡」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
柴辻俊六「文化財としての戦国大名文書―甲斐武田氏と薩摩島津氏―」（『鹿児島国際大学』）
柴辻俊六「武田信玄とその一族」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
柴裕之「武田氏の領国構造と先方衆」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
菅原正子「武田信玄領国の法体系」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
鈴木将典「武田氏領国の税制」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
鈴木将典「武田氏の検地と税制」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
須藤茂樹「「市河文書」に見る一武士のいきざま」（『釧路市指定文化財　市河文書公開展』釧路市）
関口明「戦国期上野赤見氏の動向―後北条領国・武田領国への移住をめぐって―」（『駒沢史学』70号）
寺島隆史「真田幸隆の実名・法名をめぐって」（『信濃』60巻2号〈通巻697号〉）
寺島隆史「上田築城の開始をめぐる真田・徳川・上杉の動向―上杉・小笠原の麻績合戦の再考もあわせて―」（『信濃』60巻12号〈通巻707号〉）
中澤克昭「新府城からみる戦国時代の作法と心意―再考・新府城自焼」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
西尾賢隆「機山信玄と禅宗関山派」（『日本歴史』726号）
西川広平「南松院所蔵武田氏系図について―武田氏系図成立の一考察―」（『山梨県立博物館研究紀要』2号）
西川広平「新府城の築城と地域社会―城郭普請をめぐって」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
西川広平「武田信玄の願文奉納をめぐって―宗教政策の一側面―」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
西川広平「戦国大名武田家と市河家」（『信濃』60巻10号〈通巻705号〉）
萩原三雄「甲斐金山に関する覚書―武田氏と金山衆及び精錬に関する二つの疑問―」（『山梨県考古学協会誌』18号）
萩原三雄「武田氏築城技術と新府築城」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
長谷川幸一「武田氏の宗教政策―寺社領の安堵と接収を中心に―」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
平山優「同時代史料からみた武田勝頼の評価」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
平山優「上杉謙信と川中島の戦い」（花ヶ前盛前編『新編上杉謙信のすべて』新人物往来社）
平山優「戦国期東海地方における貫高制の形成過程（下）―今川・武田・徳川氏を事例として―」（『武田氏研究』38号）
平山優「武田信玄の家臣団編成」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
平山優「武田信玄の経済政策」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
平山優「武田信玄の山野河川支配と開発」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
平山優「武田氏の知行役と軍制」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
松澤芳宏「弘治三年における甲越合戦の戦況―上野原合戦飯山市静間説の補足―」（『高井』165号）
丸島和洋「高野山成慶院『甲斐国供養帳』（二）―『甲州過去古帳』―」（『武田氏研究』38号）
丸島和洋「信玄の拡大戦略　戦争・同盟・外交」（柴辻俊六編『新編武田信玄のすべて』新人物往来社）
丸島和洋「戦国期信濃伴野氏の基礎的考察」（『信濃』60巻10号〈通巻705号〉）
丸島和洋「武田氏の領域支配と取次―奉書式朱印状の奉者をめぐって―」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
丸島和洋「高野山成慶院『檀那御寄進状并消息』」（平山優・丸島和洋編『戦国大名武田氏の権力と支配』岩田書院）
丸島和洋「戦国大名間外交における取次―甲斐武田氏を事例として―」（『史学』77巻2・3合併号）
峰岸純夫「上杉憲政と村上義清等の反武田「上信同盟」―天文十六～十七年における―」（『信濃』60巻10号〈通巻705号〉）
諸田義行「戦乱の時代と境目の人々―沼田領内における天正・文禄「下河田検地帳」に見る農民像―」（『群馬文化』296号）
簗瀬大輔「南牧衆市川右馬助と右近助」（『日本歴史』721号）
山下孝司「新府城跡にみる武田氏の築城法―近年の発掘調査の事例から」（『新府城の歴史学』新人物往来社）
山下孝司「上総武田氏の城郭」（『甲斐』117号）
八幡秀信「武田信玄と筋兜鉢」（『寒川町史研究』21号）

2009年（平成21年）

編著書・史料集

有光友學『戦国史料の世界』（岩田書院）
黒田基樹『戦国期領域権力と地域社会』（岩田書院）
甲州市教育委員会編『史跡勝沼氏館跡―外郭域発掘調査報告書（中世編）―』
笹本正治『真田氏三代』（ミネルヴァ書房）
柴辻俊六『信玄と謙信』（高志書院）
長野市民新聞編『川中島の戦いと北信濃　武士・民衆　もうひとつの真実』（信濃毎日新聞社）
早川春仁『武田氏遺臣の研究』（私家版）
平山優『新編武田二十四将　正伝』（武田神社）
峰岸純夫『中世の合戦と城郭』（高志書院）

論文

相澤秀生「武田信玄と祈願」（『曹洞宗研究員研究紀要』）
秋山敬「穴山信懸」（『武田氏研究』39号）
秋山敬「府中今井氏の消長」（『武田氏研究』40号）
海老沼真治「群馬県安中市　真下家文書の紹介と若干の考察―武田氏・山本氏関係文書―」（『山梨県立博物館研究紀要』3集）
大薮海「高野山成慶院『伊勢国日牌月牌帳』の翻刻と解題」（『三重県史研究』24号）
黒田日出男「戦国史研究は編纂史料にとりくむべきだ」（『愛知県史のしおり』史料編10中世3）
柴辻俊六「武田信玄の上洛戦略と織田信長」（『武田氏研究』40号）
柴辻俊六「武田信玄の起請文」（『古文書研究』67号）
須藤茂樹「阿波に残る武田家伝承」（『甲斐』119号）
高橋修「「長篠合戦図屏風」を読む」（堀新編『信長公記を読む』吉川弘文館）
滝尻侑貴「根城南部家における八戸信長について」（『駒澤大学大学院史学論集』39号）
土屋比都司「高天神攻城戦と城郭―天正期徳川氏の付城を中心に―」（『中世城郭研究』23号）
西尾顕隆「速伝宗販の機山玄公奠茶法語と古今事文類聚」（『日本歴史』737号）
西川広平「戦国期甲斐国における材木の調達と山造」（『武田氏研究』39号）
西川広平「柳澤家の系図編纂と武田家」（『山梨県立博物館研究紀要』3集）
馬場広幸「武田氏の北信濃における築城―築城主体者をもとめて―」（『須高』69号）
平山優「長閑斎考」（『戦国史研究』58号）
平山優「穴山梅雪の死」（『甲斐』120号）
平山優・柴裕之・丸島和洋「新発見の「金子元治氏所蔵坂本家文書」について（上）」（『武田氏研究』39号）
平山優・柴裕之・丸島和洋「新発見の「金子元治氏所蔵坂本家文書」について（下）」（『武田氏研究』40号）
松澤芳宏「上野原の戦、飯山市静間説の新展開（上）―弘治二～三年甲越合戦の真相―」（『信濃』61巻9号〈通巻716号〉）
松澤芳宏「上野原の戦、飯山市静間説の新展開（下）―弘治二～三年甲越合戦の真相―」（『信濃』61巻10号〈通巻717号〉）
丸島和洋「高野山成慶院『信濃国供養帳』（一）―『信州日牌帳』―」（『信濃』61巻12号〈通巻719号〉）
望月厚「信濃における戦国大名と国人との関係―滋野一族望月氏の事例から―」（小和田哲男編『今川氏とその時代　地域研究と歴史教育』清文堂出版）
守屋正彦「江戸時代における武田信玄の顕彰、そのかたち―磯貝家本「武田二十四将図」の解釈を通して―」（『甲斐』119号）
山下孝司「武田晴信の使者山本菅助」（『甲斐』119号）

2000年～