名字を「丸山」と間違えられることが多いのが悩みの種です。せめて論文で引用するときくらいは間違えないで欲しいのですが…。

　※メールをいただく際には、お手数ですが＠を半角に変えて送ってください。

　戦国大名を中心とした、地域権力の研究をしています。具体的には、戦国大名同士の「外交」を担った取次について研究し、そのことから戦国大名の性格について位置づけようと試みています。
　研究を行う上での素材としては、甲斐武田氏を中心とする東国の地域権力と、肥前有馬氏を中心とする九州の地域権力を扱っています。
　このサイト自体は武田氏を前面に打ち出していますし、一番論文数が多いのも武田氏ですが、自分自身を「武田氏研究者」と位置づけてはいません。自分が研究を進めていくなかで、何かひとつ核となる対象が必要と考え、それに武田氏を選択した、というのが自己認識です。ただ単に、節操がないだけという説もありますが…。

　果たして副専門と呼ぶ程のことを行っているかは、自分でも疑問ですが…。
　アーカイブズ（記録史料記述）における、事実上の国際標準規格・EAD（ Encoded Archival Description）について、主として運用面の研究を行っています。具体的には、国文学研究史料館アーカイブズ研究系のウェブサイトにおいて実装されている、EADの画面表示遷移システムに関わっています。詳しくは、同館のウェブサイト、とりわけEADプロジェクトに関するページをご参照ください。

　雑記のほうでも記しましたが、かつて柴辻俊六氏が運営されていたウェブサイト（2007年末閉鎖）から、「武田氏研究文献目録」を引き継ぐことを目的として開設しました。今後も、「目録」の情報更新と、使い勝手の向上を中心に運営をしていくつもりです。